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藤田先生は、今の日本の医学界が遺伝子治療などの先端医学の研究に極端に重きをおき、それ以外の研究がだんだんとなされなくなっていくことをたいへん危惧していました。たとえば先生が所属する寄生虫学教室などもその一つです。
日本ではアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー発症が普通になってしまいましたが、寄生虫の存在がそうしたアレルギーの抑制に関係しているということなどもわかってきているのだそうです。また地球温暖化や人の流動化が進み、世界最大の感染症であるマラリアが、日本でも流行することが予想されているにもかかわらず、診断ができなかったり薬もなかったり。
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